1月23日の記録

この前、母親にモデル活動しとるのがバレてしまった。

私の母親は考え方が古いタイプの人で、喧嘩に近い状態になると絶対に私の意見は聞かないし「子供は黙って大人の言うことを聞け」というスタンスになる人でもあった。

私は母親のこのような性格を小さい頃から今までの経験で嫌になるほど思い知っているので、モデル活動を始めるときも母親が私の名前を検索したときに見つけないように、名前だけ見ても気づかないように「ふみの」という鎧を被って活動した。保守的で頑固な大人に言ったところで理解してくれるわけが無いと思ったのだ。

暫くは全然バレなかった。しかし、キャンコレに出たあとくらいに、親から1本の電話が入った。

引越し関連かなと思ってLINEでええやんと電話に出ると、こう言われた。

「地元の人があの子モデルやってるんでしょとか言うてたから調べたんだけど」

「今すぐアカウントを消して」

「素敵な写真撮ってもらっていいね沢山貰えて嬉しいだろうけど」

聞こえてきたのは私の恐れていた出来事の知らせと今までの活動に対する否定だった。

耐えられなくなって後半は号泣してた。

てかまず承認欲求満たすために活動してるって思ってそれを押し付けてくる様子に失望してしまった。

私は友達に写真を撮ってもらってモデル活動の楽しさ(写真の中にひとつの世界を作る楽しさ)を知ったのがきっかけでこの活動を本格的にやろうと思ったのに。

人が不快になるようなものは決して残していないし、恥ずかしく思うようなことしてないし、寧ろ誇れるような作品を沢山残してきていると思っていたのに。

私はもう20歳にもなってるし、危機管理についても何も考えてないわけないし、信頼出来て経験もあるモデルの先輩や、色々な世界にいる友達、カメラマンの人にアドバイスを貰いつつ試行錯誤してやってるのに。

知らない人からの悪意や偏見に耐えられなくなったり、重圧に負けそうになったり、活動をするにあたっての人間関係に悩んだり、活動の為に参加したイベントでも色々悩んだりしでも耐えていたり最後は乗り越えていったのに。

距離感近くない人とかタイプの違う人と喋るのも人前に出るのも目立つのも嫌いだったけど、活動のお陰で沢山苦しみながら少しずつ改善して、自分が死ぬほど嫌いで無価値で何もできないと思ってた状態も少しずつ改善していったのに。

この活動をしていたお陰でできた素敵な仲間も友達もいるのに。

私の半年間の喜び怒り悲しみ楽しみを全部否定されてしまって本当に悲しかった。

ついでに地元の人の間でどう伝わり、どう母の耳に入ったかも怖かった。これだから田舎社会は大嫌い。狭い世界も大嫌い。心底気持ち悪い。

正直、モデル活動用のアカウントは消してリアルの自分名義でアカウントを作り、本当に信頼出来る人を集めて、細々と撮っていただいた写真をあげるくらいに活動を縮小しようかとまで考えた。

でももう私は親の都合のいい操り人形ではない。自分で決断する権利もなく背負える責任もない子供でもない。お堅い大人が作ったレールを真面目に走る人間になる必要もない。

心が回復したらここに綴った内容を手紙にして母に渡そうと思う。

私の自由のために絶対に負けない。

1月9日の記録

年末年始の休み中全てを放棄して休んだ結果、心の方が回復し始めました。ご心配をおかけしました！！

本当に休暇入る前の私病みすぎてて、私予定の詰め込みは向いてないなあと実感した。

あと病んで回復した期間を経て、一旦鬱モードに入ってしまうと頑張っても何もかも悪い風にしか見えなくなることと、休んで回復しさえすればまた冷静に動けることがわかった。今年は極力潰れないように、自分の機嫌をとったり休んだりしつつ、その日にできることを最大限やって生きていく予定。

キャンコレまであと一週間切ったけど、振り返れば辛いことや悩んだことも勿論多かったが、これに参加しなかったら絶対に出会えてなかった仲間もいたし、できていなかった経験も積めた。また、自分の弱点と強みとも向き合えたり、苦手だったこと(人前に出たり普段話さないような人と関わることとか)を少しだけ克服できたり、周りを見て自分はこれからどうしていきたいか考えることもできた。本当に色々あったし、別の地域のキャンコレや別のファッションショーにまた出るかって言われたらちょっと厳しいなとは思うけど、今回悩んだ末出たのは結局後悔していない。

今病み期抜けつつあって冷静だからこういう風に思えてて感動してる。ウォーキングのコツ掴むの遅すぎて周りに迷惑かけて、それで何回やっても中々上手くならないウォーキングに時間とお金たくさん使って、一生一人で絶望してた時は本当に心から後悔してたから。要領がわかったとはいえ今もまだまだ下手ではあるけど...直前までできるだけ修正したい。

本番までもう少し。このまま駆け抜ける。きっと大丈夫。

12/29の記録

中国語の勉強のギア上げ、詰め込んだキャンコレの練習、収入の問題と融通の問題で始めた新しいバイト、引っ越しの準備と色々重なったせいか鬱っぽくなってしまった。

やらなければいけないこと・達成しなければならないノルマに対して時間と体力が無さすぎるし気持ちも持たなさすぎて最近毎日泣いてる。

今電車の中だからすごく冷静にこれ書いてるけどシンプルに現状がやばい。

1月越えたら一気に落ち着くけどぶっちゃけこれから不安しかない。

あと被写体活動も続けようか休もうかやめようか悩んでいる。

この活動を通して、写真という作品の中の一部になれるという楽しいことや、話したことがない人と話す能力を身につけることができた。また、酷かった引っ込み思案も少しだけ改善した。

でも、同時にこれがきっかけで自分の「女性」という属性が嫌になったり、傷つくことを言われたり、正直辛いこともいくつかおきた。

まだ答えを出すのには早いと思うから、被写体活動を続けるか問題は後回しにするつもり。

なんか思ったことを適当に殴り書きしただけ。とりあえず1月末まで耐えます。終わったらしっかり休養を取ろう。

このタイミングで弱音吐いて期待してくれている人には申し訳ないけど、現実はこんな感じ。不甲斐なくてごめんなさい。

こんな状態から抜け出す方法はわからないけど、こんな状態でできる最大限を出し切って1月末まで走り抜けようと思う。

12/2の記録

今日はキャンコレのブランド選定(どのブランドの服着て歩くか決まるオーディション)だったので記録。

神戸市以西に住む出場者が私だけだったから基本練習地は尼崎や大阪で、しかも夜中開始のが多く、全体の自主練にはほぼ参加できなかった。朝の授業ばっかの大学に行ったのを少し恨んでしまった、無念。

でも参加できないなりにこの日までに何回も一人公園で練習してきたし、先輩に動画見てもらってアドバイスもらったり最大限やれたのでよかったと思っている。

ブランド選定本番は、緊張したし、靴が脱げかけてバランス保つのが難しくなったり意識がそっちにいってしまったりしてしまった。でも、重度のあがり症の割に冷静だったし、歩き方は置いておいて笑顔で堂々と歩けた気がする。終わった後は後悔とかじゃなくて等身大の自分でやり切った満足感が残った。

こんなにやり切ったって思えたり結果がどうであってもいいとも思えたのは大学の前期入試以来だったかも。

今度は本番までに、病んだり元気になったりしつつ自分のペースでより強く、堂々とした人間に近づけたらいいなと思う。ずっと自分のことが好きではなかったけど、これを機に自分が素直に好きと思える自分になりたいな。

おしまい。

11/20日の記録

なんか日記兼メモ帳化してきたなここ。

Twitterだとツイートし続けるうちに忘れるから今日もここで。

色々挑戦してて凄いねとか最近色んな人に言われるんだけど、多分私は生き急いでるだけなんだろうなと思う。

私は元々すっごい心配性で、後先考えて行動して疲れるパターンが普段から多い。

また自分の未来についても、「社会人になっても結局社畜になって、親孝行するくらいしかすることが無くなるんじゃないのか」という想像しかできない。未来に期待出来ず、社会人になってからは今ほど夢のある楽しい生活ができないのではとしか思っていないのだ。とはいっても、高校生の時に「旧帝大行けなかったら就職するとききつい。」と信じ込んで受験勉強してたような人間だからこれも偏った考えかもしれないけど、ていうかそうであってほしい。

そういうところもあって、人生の中で自由な時間も多くて自分のためにお金を稼いだり使ったりもできる大学生のうちにできることとかやりたいことを全てやり切らないとこの先できないという強迫観念に近いものを抱えて、今生活しているんだなと自分と向き合っていて気づいた。

これがいい事なのか不健全なのかは分からない。多分強迫観念って言葉が出てきているから多分不健全。

てかまず自分の将来の選択肢に社畜しか出てこないのがちょっと危ない気がする。どうすればいいんだろう。

話は逸れるけど、大学生だからできることしたいこと以外でもう就活とかも考えなきゃいけない(インターンがどうこう言うてた同大学の人の話聞いて焦ってるだけではあるが)のが個人的にきつい。でも何も考えてないといざ4回生になったら詰みそうで怖い。みんなどうしてるか、というかいつまでモラトリアムを貰っても大丈夫なのか知りたい。

今日はここまで。

11/18の記録

運良く上手く休みが取れたため、数日前のゴリゴリ病んでた状態の私は地元に数日帰った。

そこで一旦抱えてたことから全力で目を逸らしつつ、友達と遊んだり気になった美術展行ったり美味しいもの食べたり、したいことを思う存分したおかげか、帰る頃には帰りたくないとかぬかしながらもメンタルが復活しつつあった。

病んでまうと冷静に判断できなくなったり変なタイミングで泣いてもうたり作業効率落ちたりと悪いことずくめだから、そういう時はさっさと病んでいる原因から離れたり本格的に現実逃避した方がいいんだなーと実感した。

今は、勉強に関しても被写体活動に関しても、その時の自分のコンディションと相談してできそうなことだけ頑張ってやってけたらいいなと思える。

ちなみに今日新しい場所でのバイトと2回目の対面レッスンを終えた。いいことばかりでは無かったし自分の足りない部分を沢山見たけど、成長するペースなんて千差万別なんだから自分のペースで一つずつどうにかしていきたい。

今心が復活したとこなのもあってこんなふうに前向きに考えられているが疲れたらこれが全くできなくなるので、休み休み生きるのだけ忘れずにいきたい。また疲れたりキツくなるような事があって病んだら文章書いて遊び倒して元気になろう。

いつも通り駄文ですが、病みすぎて心配されたりもしたから元気になったよって伝える意味も込めてあげます。ただの心の備忘録なのに読んでくれてありがとう。

11/14の記録

元々日本語で文章書くのは好きだったし今の気持ちとかを文字に残してあとでこんなこともあったなって笑えますようにっていう思いでブログアプリをいれた。Twitterの140字ではまとめきれないからこっちに書いただけで内容はしょうもないけど、読んでくれてたら喜ぶと思う。

あ、でも私のことすごい誤解してた人の目に止まって誤解とけてたらラッキーだなって思う。んなことあるわけないけど。

友達に誘われ被写体活動を初めて3ヶ月、そして被写体の先輩に誘われてキャンパスコレクションに参加しようと決意して1ヶ月、私は自分達の作品を見てくれる人が中々増えないことに焦り、また閲覧者を増やすために手段を選んでられないと参加したキャンコレに関しても、被写体活動と同じく「周りに何を思われるか、何言われているのかわからないし、もしかしたら私が傷つくようなこと思われてる(言われてる)かもしれない」とか「私にこういうことする価値、権利はあるのか」とか「誰も応援してくれなかったら流石に悲しいよね」とか不安と恐怖に苛まれていた。普通に週に何回も一人でこんなこと考えては泣きそうになったり、挙げ句の果てには号泣してた。こんな状態だから、狭い大学内で思ってたよりは目立ってしまっていたことにも常にすごく怯えていた。

そして自分の場合この活動以外にも考えないといけないことがあった。大学の勉強のこと、中国語の資格、留学や就活関係のこと、周りとの関係など、、私のキャパが小さいのもあるけど、少し離れた土地で一人暮らししてる人間ではあるのできついかなと思う。最近一人でいるのが辛く孤独感が半端ではないのも、悩みがびっくりするほど増えてしまったのに誰に頼ったらいいのか分からず、Twitterで発散しつつ一人で戦わなければいけないからである。まあ誰もきっと助けられないんだし当然ではあるけども。

そもそも意外と人って他人に興味ないし自分が思ってるほど陰口とか批判が飛んできてないのかもしれない。私が色々あったせいで、また人ってみんな悪い冷たい部分持ってるからっていう思想のせいで、こんなに被害妄想強めなのかもしれない。しかもこういう人目につくことしてると誰でも何かしら言われるものでもある。

それでも色々ときついことに変わりないし私は辛い怖いって気持ちを否定するのをやめた。

話はそれるが、自己顕示欲とか承認欲求満たしたいがために人前に出る活動をしていると考えている人間がいるなら、はっきりと否定したい。こんなしんどい思いをしてまでやっているのは、やはり撮ってくれる人と素敵な作品を残せるのが嬉しいからだ。そしてその宝物のような作品を色んな人に見て、いいなと思ってもらいたいからだ。仮に承認欲求だとかそんなもののためにやるなら、私は匿名のSNSのアカウント作って加工した自撮りをあげる方がよっぽどいいと思うし、承認欲求満たしたくなったらそうしている(実際はしてないけど)。だから、そう思われていたとしたらとても悲しいし腹立つし、でもこの狭すぎる環境でさえもそう思ってる人もどうせいるんだろうなとも思う。大人になってから諦める事を覚えたんだなとしみじみと実感した。

特に他に書きたいこともないのでこれで終わり。いるか知らんけどこんな駄文を読んでくれた人ありがとう。数ヶ月後にこの内容見て自分めっちゃ病んでて草とか言うてたらいいなと思っています。